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「グリーンキャンプ」活動レポート(2)


ジビエ料理教室

ジビエ料理教室

「里山学校2011」第2回:「グリーンキャンプinみやこ町」。みやこ町の素材を使った標本箱作りワークショップに続いて、キャンプの御夕飯作りもかねて、SlowLAB代表の吹上紘子担当のワークショップ「ジビエ料理教室」を開講。みやこ町の特産品となっている「みやこ肉(猪、鹿の肉)」と町産無農薬ハーブ等を使った手作りソーセージ作りを実施しました。


講習中

講習中

みやこ肉が生まれたのには、そもそも「里山」が抱える問題があります。里山を荒らす鳥獣対策として、そのお肉をブランド化する取り組みを、みやこ町が町をあげて数年前から取り組んでいます。
そもそも「ジビエ」とはなにか?
本来はヨーロッパの高級料理で、日本に置けるジビエとはそもそも認識の仕方に少し違いがある点についてなどもお話しながら、鳥獣対策として今みやこ町において力をいれている「みやこ肉」について、そして、猪、鹿の特性についてなどをお話をしました。

調理に夢中な子供たち

調理に夢中な子供たち

これらのお勉強の後は、楽しいクッキングタイム!!
「みやこ肉」の猪と鹿肉のミンチをそれぞれソーセージにしました。
鳥獣独特の臭み消しには町産無農薬ハーブやハーブ塩を使い臭みを消しながら味付け。本来なら腸づめの所を今回は、アウトドア料理でもあり、今後家庭でも気軽に作って頂けるようにとラップを代用してソーセージの形を作って行き、ラップでキャンディ状になったソーセージを丁寧に蒸し上げて行きました。
蒸し上がった物はあら熱をとって他に用意した、みやこ町産の無農薬野菜やお肉達とともにBBQの網焼きで焼き目をつけて焼きたて熱々をみんなでほおばり、交流会をしつつみんなでほぼ完食しました。

ソーセージを頬張る子供たち

ソーセージを頬張る子供たち

小さな子ども達もお父さん、お母さん達とともにたくさん参加してくれたのですが、子ども達の「自分がやりたい!!」の気持ちが本当にいっぱいで、目をキラキラと輝かせて自発的に行動しようとする姿に感激しました。
「うちの子、普段は内気で本当に人見知りするんです・・・」と親御さんがお話しになられたお子さんも、御夕飯の頃にはとびきりの笑顔で、ソーセージを作りながら、いつの間にかほかのお友達と仲良くなって一緒に遊んでいました。
子ども達は初対面でもすぐ仲良くなって、良い事も、悪い事も一緒にやろうとします。こういう経験は「人間形成」して行く上で必要な事だと思いますが、近年の子ども達は必要以上に守られすぎてこういう経験をする機会が少ないように思います。人間、いくら大人達が「転ばないように・・」とこどもに注意しても、実際に転んでみないと痛さはわからないものです。それに、この転ぶという経験が「転んだら痛い→次、転ばないようにしなくては・・」という本人の注意力の発育につながると思います。もちろん、大人達が見守る事は必須ですが、この見守りの中で子ども達には子どもの頃にだからこそ出来る経験をたくさんして欲しい・・・このキャンプを通じて心からそう思いました。

キャンプの朝を楽しむ子供たち

キャンプの朝を楽しむ子供たち

閉校式をして皆さんの帰り際に、参加してくれた子ども達全員がなかなかお家に帰りたがらなかった・・・きっともっと楽しい事をやりたいという気持ちがあったり、仲良くなったお友達とのお別れが寂しかったり、もっと一緒に遊びたかったのだと思います。たった一泊二日の体験キャンプでしたが、こうやって短い時間で参加者同士で心通じ合ってくれたことが何より嬉しかったです。

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